「さーくーらー。」 やっぱり、、、、。 予想通りだよ。 「桜!大丈夫?!本当に風邪なの?あぁー、本当よかった。マジで何ともないんだよな?良かった、良かった。」 えっと、この状況は…。 抱き締められて、泣きそうな顔して、心配そうにあたしの顔をのぞき込んでいる。 「ふふっ。」 思わず笑みがこぼれた。 「ん?どうして笑ってるの?」 「ふふっ。」 またまた笑みがこぼれた。 「愛されてるなーって。」