今更ではあるが一応思い出して走ってきてなんとか間に合った。 「てな感じです。」 「そりゃドンマイだわ。」 と言ったのは私の親友でもある藤原美奈ーフジワラミナーだ。 幼稚園からの付き合いで幼なじみでもある大切な子なのだ。 美奈はあたしとは反対で、とても頼れるお姉さんって感じだ。 しばらくすると美奈の肩が揺れ始める。 「どうしたの?」 すると美奈は、 「ぷぷっ、だってあははははー。遅刻の理由がおもしろすぎて。ぷぷ。」 かぁぁぁぁー。 自分でも顔が赤くなっていくのがわかる。