「いや、平気だけど、」 そう言いかけるとそばに寄ってきて、 ギュー っと抱きしめてきた。 「桜、可愛すぎ。あー、やばいかも。」 え、え、か、可愛い?! ぼっっ。 さっき赤くなった顔がますます赤くなった。 「廉くんのほうがかっ、格好いいもん。」 照れ隠しのためにもそう言った。 「いっ、行くぞ。」 「あ、うん。」