たぶん真っ赤になっているであろう顔をドアのほうへ向ける。 《もし、自分の居場所がなくて息苦しく感じてるんだったら。私が貴方の居場所になってあげますんで!!安心してくださいね!!》 さっき大声で叫んだあいつのことを思い出して笑みをこぼした。 あいつがいるんなら部活に顔出すのも悪くねーのかもな。 ハァッとため息をこぼしながらまたコンクリートの上に寝っ転がった。 「本当。俺の中であいつの存在何処まで大きくなるんだろーな」 エンド