アイドルたちと秘密の逆ハーlove

すかさず、チャラ男が

「見とれてないで、俺のことも見てよ」

「みっ見とれてなんか」

図星をつかれて焦る私。

「はいはい、俺は城田京介高2、好きな女の子のタイプは君みたいな子かな♥」

うん、やっぱりチャラいんだ。

「はあ・・・。」

小さく返事をする私。

それを止めるようにあの爽やかな男の人が

「彼女困ってるでしょってさっきも言ったよね。」

というと、さっきと同様つまらなそうに

「はぁ~い」と城田さんは言った。

「あ、僕は結城冬馬高1、よろしく」

私と同い年だ!

「私も高1なんだ!よろしくね」

ちなみに今私がこうやって話せているのは10m以上の距離があるから

そこにカワイイ系の男の子が

「僕の名前は七瀬奏太中3、よろしく」

そういって、手をギュッと握ってきた

「うん、よろしくね!!」

今わかった、私年下は大丈夫なんだ。