アイドルたちと秘密の逆ハーｌｏｖｅ

「穂乃果今まで通りこの家に住んでもらうわよ、彼らとね」

「なるほど・・・ってええ！！ちょ、そんなの無理に決まってるでしょ！？てゆうか私が男苦手なの知ってるでしょ？」

嫌な予感が的中した・・・。

「知ってるわよ。」とお母さんは真顔で言う。

「じ、じゃあ・・・なんで・・・。」

私は今にも泣きそうだった。

そんなのもお構いなしでお母さんは

「あんたの男嫌い克服するため、あそれと、彼らが住むための空き部屋がちょうどいくつかのこってんじゃない、そのためよ。」

「で、でも・・・娘が男とひとつ屋根の下で住まわしていいの？」

私は必死に言い訳を作る。

でもお母さんはニコニコしながら

「今って何かと物騒じゃない？ほのかを守ってもらうのと同時に、男嫌いが克服できて彼らもアイドルをしながら快適に生活できる。一石三鳥じゃなーい」

と嬉しそうに言う。

「そんなんで克服なんてできるわけないじゃん。」

私の努力も届かず

「もう決まったことだから、あと私明日からアメリカ行くからよろしくね、それと彼らの部屋の案内もよろしく♪」

そう言って部屋を出て行ってしまった。