佐野さんは隣でスースーと寝息を立てて眠っている。
俺はなかなか寝付けなくて。
ベッドから降りて自分のバッグの中を漁った。
いつ渡そうか悩んでいたけど。
これがあれば佐野さんはもっと安心してくれるかもしれないし。
俺は佐野さんの左手を掴んで、そっとソレをつけた。
給料2か月分だが気にしない。
それ以上の価値がこれにはある。
佐野さんは気づかずにムニャムニャと眠っていて、時折ものすごいイビキをかく。
そんなとこすらも愛しく感じてしまって、笑えてくる。
明日の朝目を覚めたら、彼女はなんて言うだろう。
きっと目を丸くさせて驚いて。
そして号泣してくれるに違いない。
そんな事を想像しながら、俺は再びベッドに入り、佐野さんの手をぎゅっと握って眠りについた。
好きだよ、佐野さん★
今度こそ本当にENDです。。。



