水色な彼ピンクな私。

「ひっ広瀬くん!」


一気に泣きそうになった


怒ってる…よね?


「別に、

知りたくないけど。」




その言葉が私の心をくだいた




どうでも…よくなっちゃった?



もう好きじゃ…


なくなっちゃった?




「おい、広瀬お前なにいってんの?」


少し怒ったような声で二宮くんが広瀬君に聞いた


「そのまんまの意味だけど?
てか二宮に関係あんの?」



重たい空気が流れる




やだよ…どうしてこんなにっ



私のせい…だよね



「……っっ」


涙が溢れそうになって


教室を飛び出した



「有村っ!!!」



聞こえたのは二宮くんの声で



広瀬くんは…

本当に私のこと嫌いになっちゃったんだね…