水色な彼ピンクな私。

「二宮さん、そろそろ書こっか」



「あっごめんごめん!」


広瀬くんと話している間に生徒はみんな帰って、

教室には私と二宮くんの二人きりになった



私の机の前に二宮くんが座る




「よし!かくぞ!」

こうゆうのは気合いを入れなければ!

広瀬くんも待ってくれてるし!




私は日誌に今日の出来事などを書いていった



ていうかこれくらいなら一人でできるのに…



「あの、二宮くん帰っててもいーよ?

することないだろうし…」



「いーの。

俺がここにいたいだけだから。
有村はちゃっちゃと書く!」



は、はぁ…


そういうもの?


まぁちゃっちゃと書かねば


「有村さぁ…


広瀬と付き合ってんだよね?」


いきなり二宮くんがそんなことを言い出した

「!?


な、なんで知って…」


「クラスのやつらならだいたい知ってるよ?


よく二人で帰ってるし…さ。」


そ、そうなんだ…


別に隠してたわけじゃないけど、

結構有名なのか…


嬉しいような恥ずかしいような…



「ま、まぁ一応お付き合いさせてもらってます…」