「ひ、広瀬くんそれやきも…」


「生意気、有村さんのくせに」


ひぇっ

怒られたっ

でも可愛い///


「えへへ♪」


「なに笑ってんの」

「うーうん、なんでもないよ」


ガチャ



「あ、二宮くん来たから切るね、またね」

「んーまた」


プチッ



「電話してたのー?」

「うんっちょっとね!」




職員室から出てきた二宮くんはノートの束をかかえていた

「あっノート半分もつよ」


「いーよ、こんくらい」


「でも、私も日直だし、、、せっかく着いてきたんだから少しは働く!」



「んんーそうだなぁ、じゃあ、はいコレ」


そういって二宮くんは私に日誌を持たせた

「に、日誌持つだけ~!?」


「いーの、女の子なんだから、
少しは男子に頑張らせてよ」




やっぱり二宮くんはいい人だなぁ




私も二宮くんとおんなじくらい素直で優しくなれたらなぁ~


二宮くん、悩みなんて無さそうだし…


うらやましいー!



「…あの、見すぎだよ」


「はっ!!!」



やばい二宮くんを見つめていた!!
や、ただボーッとしてただけだけど


は、恥ずかしい!!


「ごっごめん!
そんなつもりでは!」



「あははっ有村面白いなーっあはっ」







面白いのか…な?

私って


なんかそれ褒めてるのかばかにされてるのか謎な表現なんだけど…



ていうか二宮くん笑いすぎだよ!

笑いかたまで爽やかだし!!

なんだか負けた気分(・ε・` )


「もーっ!

笑いすぎだよっ
私先に教室帰るからねっ」


本当そんな笑わなくてもさっ

ばかにしてるよーーーー!

そういって私は二宮くんをおいて教室に走った