でも、それでもいい気がしないでもない。 案外満更でもないのかも。 今はまだ恋愛感情とかよくわからなくても、きっといつか答えはでてくるから。 だからその時まで、榛磨に振り回されてみるのも悪くないかも…なんて。 「よし!じゃ、帰るぞー」 スッと私の行く手を遮るものがなくなる。 その解放感に、思わず伸びをした。 その間に鞄を持った榛磨が、また側に来る。 「行くぞ」 「うん!」 勢いよく返事をして、肩を並べて歩きだした。 *END*