ちょっとの愛と少しの優しさ





「うおぉ!!!」


呑気な私とは対照的に、名前の分からない人が声をあげた。


「今度はなんだよ」


マドカさんはいらっだった声をだす。



「い、いやー、誰か死んでるんですよぉぉ」



…待って、勝手に殺さないで。

生きてますから。




「制服着てるから多分学生だとおもいます…」


「そーいえば、娘さん二人いたねー」


なんか私が死んだ方向で話進んでない?