その日のお昼休み、彩がきまずそうな顔でこっちに来た。



「綺羅...朝はごめん。」



「....................え?」




いつもならこんなこと言わないのに彩が謝ってきた。



「あの、ちょっといらいらしてて。ごめんね」



「いやいや、ばかしてたあたしたちが悪いし!!!大丈夫!でも彩どうしたの?なんか変じゃない?」



あたしがそう聞くとやっぱり気まずそうな顔をしてあたしを見た。




ん??



すると彩が口を開いた。



「あ、あのさ...ある男にさ、遊び誘われてさ。どうしたらいいのか分からなくて。」