教室に戻ると呆れた顔でこちらを凝視する彩さん。
こわいっす。笑
「あんたらばかなの?なに?二人で鬼ごっこしてさ、大した用事もないくせに大声で叫んで。ばかなの?ねぇ、ばかなの?」
真顔で一息でおっしゃった彩さん。
「ごめんなさい...もうしません!!」
うん、とりあえず謝ろう。
「その場しのぎに謝る綺羅は見飽きたんですけど。さよなら」
そういって席に戻ってしまった。
「し、しも...どうしよう。彩ちゃん激おこプンプンまるだ。」
「そ、そんなもんじゃないんじゃね?笑」
「あたしたちさ...ばかなのかな?」
「.........うん。ばかだね」
やっぱりばかな会話をする綺羅としもなのでした。