次の日



「綺羅!!!おはよー!!なぁ昨日翔太から電話あった?」



朝からテンション高いんだよこの猿!!



「おはようしもくん、電話?あぁ、あったよ、失礼を極めてる方からね」



「え、翔太だよね?やっぱあったかー、あいつに昨日言ったんだよ、綺羅が変な奴に目つけられてるって。」



へぇ。どーでもいい。


あたしのことを襲うやつなんていないんだから。



はっ、自分で言って悲しくなるわ。



「でもなんでしも知ってんの?」



「彩ちゃんとしゃべってるの聞こえてきたんだよ、いつも見てるよなんて言葉絶対ストーカーだって。俺家まで送ろうか?」



聞こえてたのか...



「わぉ、なんてじぇんとるまん、でも大丈夫あたし足速いから逃げるよ、ストーカーだったとしてもそういうやつは大体遅い。」



「止めろよそういう偏見。分からないだろ?」



なんか今日しもどしたの。



やたら優男じゃん。