「...っはぁ、はぁ、はぁ...」
つ、ついた....
あたしのプリンパン!待っててくれてありが...ん?
無い。
あたしのふんわりもっちりプリンパンがない。
な、い。
何で!?
「おばちゃん!いつものないの??」
「ごめんね、綺羅ちゃん。今日はね、男の子が一人でいっぱい買っていっちゃって...」
そうなんだ...
すっかり元気を失ったあたしは、とぼとぼしもと彩がいる所へ向かった。
すると、
「はい。」
顔を上げると、いつか見たことのある男の人があたしにプリンパンを差し出した。
「...え?」
「これ、好きだよね?あげるー。」
え、好きだけど...何で知ってるの?
てか、誰だっけ...
何か見たことあるんだよね...
