みんなは、ビールを飲みつくしたようで
食事を口にする。
何か、もうビールでお腹いっぱいかも~・・・
私は、初めてのわりには飲みすぎてしまった。
私が、ぐったりして壁に寄りかかっていると、
一人の可愛らしい女の子が喋りかけてきた。
「ねぇねぇ、美雨!私、八鍬カナっていうんだけど、
メアド交換しない?」
「う~ん。いいよ。」
「マヂで?!ありがと~。」
カナという子はポケットからピンクのシンプルなケータイを
取り出す。
私も鞄からケータイを取り出す。
「じゃあ、赤外線ね~。」
私は、カナがそう言ったのでケータイを赤外線モードにする。
ピピピ・・・
どうやら、アドレス交換が完了したようだ。
「じゃあ、カナで登録しておいて!ウチは、美雨で登録しておくからね!」
「りょうか~い。」
「じゃあ!」
カナは、そう言うと自分の席に戻っていった。
私は、明るい子だなぁ~。なんて思いながらさっきのアドレスを
完全に登録した。
その時、メグ先輩が
「今日は、これで終わりにしま~す!」
メンバー達はそれぞれ帰る支度をし、どんどん店から出て行ってる。
私も、帰ろうと思い、席を立った時メグ先輩に呼び止められた。
「美雨!」
「はい?」
「あんたは、このサークルの一員なんだから、これから
頑張ってね。期待してるぞッ!」
「はい!頑張ります。」
「よし!じゃあね。美雨。」
「じゃあ、お先にしつれいしま~す。」
私は、居酒屋を出た。