どうやら、ルミは
ユウタと関係のあると
いうことは知らない
ようだ。
私は、一安心し、息を
一吹き吐いた。
「えっと~・・・
あ!そうそう、ルミ達は
知らないよね!
レイは、ルミ達が居ない
間にサークルに入った子
だよッ!」
メグ先輩はスラスラと
答えた。
「あ、そうすか!」
「けど、あんまサークル
来ないからさぁ・・・。
あ、そうだ!ルミにも
レイのケー番教えとく
ね~★」
だ、だめ~~~~~!!
ルミにばれちゃう!!
ヤバイヤバイ!!!って!
「はい、これ」
メグ先輩はレイのケー番
をちぎった紙に書いて
ルミに渡した。
「あざぁ~す。」
ルミはメグ先輩に礼を
言った。
せっかく、ルミ失恋から
立ち上がったのに・・・。
これじゃあ、もう・・・。


そう、これが恐怖の幕開け
だったとは知らずに・・・