ちょ、ちょっと店の中
で、しかもﾙﾐが居る前
じゃﾔﾊﾞｲだろ～･･･。
その時、
「ねぇ、美雨!
ｳﾁの話聞いてるの?」
「･･･あ、うん。
ちゃんと聞いて
るよ。」
私は、ﾙﾐにさっきの
ことを気づかれない
ように、何も無かった
ようなふりをする。
「でね、この頃すごい
ﾗﾌﾞﾗﾌﾞなんだぁ!
ﾏｼﾞ幸せ!!」
ﾙﾐはすごい笑顔で私に
そう言う。
「よかったじゃん。
これからも続くと
いいね～。」
「うん!」
そんなことを言って
いるうちに私達の机に
さっき頼んだｱｲｽｺｰﾋｰを
ﾕｳﾀが運んでくる。
「ありがとｯ!ﾕｳﾀ!」
「残さず飲めよ!ﾙﾐ。」
「うん!ﾕｳﾀが作ったん
だから、しっかり飲む
し～。」
「じゃあな。ﾙﾐ。」
「あ、ﾕｳﾀ。今日ﾒｰﾙ
できる?」
「･･･あ、ごめん。
今日は無理かも。」
「何で?」