「え~とね、ユウタ
は、ウチの彼氏
なんだよね・・・。」
「そうなの!?」
ルミって、こんな
趣味だったの?
え、チャラ男じゃん!
「か、かっこいい
ね~」
私は、苦笑いで
言った。
「でしょ?
で、アイスコーヒーくれる?」
「じゃあ、私も!」
「はいよ!」
ルミの彼氏であるユウタは
そう返事をして、
カウンターの方に歩いて
行った。
それから、ルミはユウタ
とのことを喋り出す。
私はルミの話を聞きな
がらも早くアイスコーヒー
ができないかなぁと
思い、カウンターの方
をチラッと見る。

─ん?

私は一瞬、目を疑っ
た。
そこには、ルミの彼氏
であるユウタと見知らぬ
女がイチャついている
のだ。