隣のキミ。


「そのことなんだけどね、茉希
 私ね、翔を諦めようと思うの!
 向こうには、彼女がいるんだし、
 翔の恋の応援しようと思うの」

私の話を真剣に聞いてくれている茉希。

「遥がそーしたいなら、それでいいと思う。
 脈ありだと思ったんだけどなー。」


私の恋愛事情にも真剣に聞いてくれている茉希に思わず泣きそうになった。