隣のキミ。


意を決して、

「し、翔!」

と、彼の名前をよんでみた。
まさか呼ばれると思っていなかったのか、翔はびっくりして、固まっている。
すぐに、いつもの顔に戻り、

「ん?あ、タオルあざーす!」

「だ、大丈夫。
 お、お疲れ様!」

言えた!