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涼介。 いま、どこに…?
私は、昨日から涼介と会っていない。
涼介は、私を庇って、ツリーの下敷きになった。 頭から… あんなにいっぱいの血が…流れてた。
大丈夫だよね…? 涼介…
「おはよう、美羽さん。今から検査あるけど、大丈夫かな?」
コクン、と頷いた。
「じゃあ、この車椅子に…」
女医さんが私を車椅子に乗せようとしてる…。
私も、乗ろうとする…。
でも、その前に聞かないと…!
私は、女医さんの白衣の裾をグイッと引っ張って、手元にあるメモに、
『私と一緒いた男性、知りませんか?』
それを見せると、女医さんの顔が曇った。