すぐに、お母さんと医師らしき女性が現れた。

「美和さん気が付いたのね。
具合はどう?、どこか…?異変のあるところとか、ありますか?」

そう聞かれた。

私は、手で喉を指指した。

お母さんは、怪訝そうな顔をしていたが、女医さんはすぐに理解したらしく、

「声…? まさか、声が出ない…の…?」

私は、コクンと頷いた。


「すぐに…明日にでも検査をしましょう。」


そう言われ、次の日に検査を行うことになった。