「さくどーしたんだろ?こんなんすぐ止めれるのにさッ・・・」
と1人でぶつぶつ呟いていた。




私はまだクスリの恐ろしさを知らなかった。
そしてクスリの魅力にどんどんはまっていった・・・・・・




それからもプッシャーの一樹とは週1ペースで連絡を取り合っていた。
その度にさくらは止めてくれた。
でも最近はそんなさくらの心配も「ウざい」と感じるようになっていった。





その日も普通にプッシャーの一樹と連絡を取っていた時だった。
「うん!今日もタマお願い!・・・うん!・・・うん!
わかった♪後で取りに行くねえーん!うん!はあーい・・・ばいばい★」
と言って電話を切るとそのすぐ傍にさくらの姿があった。