しばらくすると公園にさくらがやってきた。
「亜衣ちーん★いたいたッ!いきなりどおーしたの?」
「んー?別に大したことないんだけどねえ?ちょっとイイもの手に入れた
からさーさくにもあげよおとおもって!」




「ええーなになに?早く見せてよお♪」
「わかったわかった★ほいこれだよん!」
といってプッシャーの一樹からもらったクスリを手のひらに乗せ、
さくらに渡した。
それを手に取ったさくらの顔が笑顔から真剣な顔に変わった。





「ね・・・ねえこれさ?もしかしてタマじゃない・・・の?」
「ん?ああー確かそー言ったっけなあ!よくわかんないんだよねえ!」
「これクスリだよ!亜衣ちん分かって言ってんの!?今ならまだ間に合うよ?
はやくこんなのやめちゃいなよおー!」
「いいじゃん!これめっちゃ気持ちいんだってー★さくもやってみなよ!」





「私は嫌だからねッ!てか今日はもう帰るね!亜衣ちん普通じゃない!
少し頭冷やしな!そういうことをするのは人間として最低だよ!
じゃあね!」
といって走り去ってしまった。