「あたしが教えないものだから、長谷川くんを会社に送り込んだの。まんまと騙されて、あたしは情報を与えてしまった。」 「…。」 炎が少しずつ大きくなってきている。 「でも長谷川くん、あたしに本気で気があったみたい。だから途中から仕事ちゃんとしなくなって。」 俺は先輩の腕を掴んだまま、出口を探し始める。