先輩は涙を浮かべながら言う。 「あの人、なにしでかすかわからないじゃない。松本くんにだって、危害を及ばしかねない。」 「先輩…。」 「だから何も言えなかった。あの夜、あの人からメールが来たっていうのも嘘。松本くんが怪しまないように、あたしはまだあの人が好きだって、嘘ついたの。」