「どうしたの、松本くん。」

俺は直接部長に話しに行った。


「山口先輩のことなんですけど…。」

その言葉を発した途端、部長も眉をひそめた。

「私も気になってるのよ。」
「どういうことです?いきなり辞めるなんて…。」