「あれ?松本君じゃん!久々ねぇ。」 いきなり声をかけられ、驚いて振り返った。 俺に声をかけてきたのは、優華と仲のいい友達の、山口先輩だった。 「あ、どうも。」 「いきなりやめてくから、びっくりしたのよ?優華もいないし、あたしつまんなくて。」 山口先輩はニコニコしながら、近づいてきた。