速水くんと私は向かい合い、先に口を開いたのは速水くんだった。
「覚えてる?蒼が椎名を紹介した時……いつもこの坂道、だったよね」
「……うん。覚えてるよ、速水くんもこの場所が大好きなんだよね、蒼もだけど」
「それ言うなら、椎名もだろ」
そう、私たちはみんなこの場所が大好きで、他の生徒が下校してもなかなか帰らず――夕暮れと夏の蒼く澄んだ空の時が一番大好きだった。
「……速水くん、たくさん傷つけてごめんなさい。蒼がいる時も、いなくなってしまった時も、ずっと見守ってくれてありがとうっ……!」
速水くんの瞳が大きく見開かれ、そして――涙が零れ落ちた。
「覚えてる?蒼が椎名を紹介した時……いつもこの坂道、だったよね」
「……うん。覚えてるよ、速水くんもこの場所が大好きなんだよね、蒼もだけど」
「それ言うなら、椎名もだろ」
そう、私たちはみんなこの場所が大好きで、他の生徒が下校してもなかなか帰らず――夕暮れと夏の蒼く澄んだ空の時が一番大好きだった。
「……速水くん、たくさん傷つけてごめんなさい。蒼がいる時も、いなくなってしまった時も、ずっと見守ってくれてありがとうっ……!」
速水くんの瞳が大きく見開かれ、そして――涙が零れ落ちた。



