私が大声を出した理由は・・・、
目の前に辺りいっぱいに広がる海があったから。
「・・・キラキラしてる」
海を見たときの素直な感想。
思っていたことが勝手に口が動いて言っていたんだ
海が光に照らされてキラキラと輝いている
「・・・海なんて別に珍しくないだろ」
安藤は私を不思議そうに見て馬鹿?と毒を一言はく
まぁ他の人から見たら何とも無いんだろうけど...私にとっては、
・・・違うんだ。
だって私は、
「・・・初めて見たから」
海を見る目を逸らさずに答えた。
「へー・・・なら、良かったな」
安藤は私の頭をポンと触ると笑顔でそう言った。
急にやるからいつまで経ってもなれない
からだ中がくすぐったくなる感覚になった。
「あー・・・うん」
安藤を見ていた目を海に向けると、いつの間にか周りにいた皆は既に海で楽しそうに遊んでいた。
