安藤のこの顔....どっかで一度見た事あるんだよなぁ
確かー・・・、
初めて喋った時だ
あの時は急に真剣な顔をするもんだから、驚いて目をそらしちゃったんだよね。
つい最近の事なのに何だか懐かしく感じた
・・・・変なの
最初は安藤の事あんなに嫌な奴としか思ってなかったのにね....
その前に私は男の人に対して、あんまり良い印象をもってなくて苦手だったというのに....。
本当に不思議だ、
今では普通に接せられるし
裕人達と関わるようになってから私...、変わってきてるんだ。
「何だよと言われても....後で結衣が話すから」
裕人の言葉で私は我に返った。
懐かしくなって危うく入学式の恥ずかしい思い出まで思い出す所だった....
私の悪い癖...考え出すと止まらなくなる所。
「勿体ぶってないで、さっさと話せよ」
・・・ん?
何だか安藤の様子がいつもと違う気が....
・・・・少し怖い。
「ちょっ...輝ってば、
・・・落ち着いて!...なっ?」
状況を見ていられなくなった叶多が二人の間に入る。
「とにかく....結衣から話すって言ってるんだから待ってろよ。・・・俺から言う事じゃない」
安藤の威圧に動じず普段どうりに話す裕人。
「.....わかった」
安藤は舌打ちをしながらも裕人の言葉を聞いて納得したようだ。
でも...何であんなにしつこく聞いて来たんだろ?
叶多でもあそこまで聞いて来なかったのに....
今日の安藤は何だか変だ
....いつも以上にね
少し気になったもの私は深く考えないで直接聞かずに教室へと足を運ばせた。
