「早織はどうだった?・・・皆の反応は?!ってか今どこにいるの?」



私は思ったことを一変に喋った。




そのせいで...


「お...落ち着いて結衣ちゃん」



「気持ちは分からなくもないけど、一回落ち着けよ...」


二人に指摘される。



「ご・・・ごめん。」



なんだか申し訳なくなって謝った。




「・・・んとね、早織ちゃんが学校に来た時は...正直、最初誰だか分からなかった」


「そ...それって、」



「・・・そうっ、誰だか分からない位に別人で、凄く可愛くなっていた事に皆が驚いたんだよ♪」



叶多は嬉しそうに話してくれた。




「・・・まさか、あの地味女があそこまで変わったのには流石の俺も驚いた。...お前やるじゃんっ」



・・・なんだか一言余計だけど、



普段、人に無関心の安藤が自分から話すのは珍しい




「でね~・・・あの後の早織ちゃん大変だったんだからぁ...もーねっ男女両方にモテまくって!」



そりゃそうだっ



私も初め見た時こうなるって予想してたしね。




「そういや、あの女お前のこと心配してたぞ」



ふと安藤が思い出したかのように言った。




「そうだね~...早く皆に会いに言った方がいーかもねっ」



叶多も付け足すように言う




私なにも言ってなかったしなぁ...



今こうしてる間も探し回ってるかもだし・・・




「...早く皆に会いに行こっ」




私達は保健室を急いで出た。