いつかきっと、貴方と初めての恋を



私が目を覚ました時には、三時間目の授業が終わって昼休みになった頃。



「んー・・・」


―モゾッゴソゴソ...サワサワ


「・・・ん?」



何やら私と違う温もりと体を触られてる事に気付いて目を覚ます。



左を向くと....


安藤....



右を向くと....


叶多....



「・・・・・・・・・・?」



冷静になって状況を把握しようとする。




二人は私と一緒のベットで寝ていたんだ。



「・・・なにやってんだコラー!!」



私が怒鳴ると二人はムクッと起き上がる。




...そう、何もなかったかのように




「...んだよ、うるせーなぁ」


安藤がダルそうに喋る




「うるせーなぁ...っじゃないわよ!この状況なんなの??!」



私は状況を理解しようとしたけど無理で問い詰めた。



「・・・ん?なになに結衣ちゃん。どしたの、そんな怖い顔して...悪い夢でも見た?」



叶多も起きて早々呑気な事をいい始める。



今に始まった事じゃないけどさっ、むしろ叶多らしいけどさっ




これはちょっと...返答によっては許せないよ?




「なにって...、お前が授業休んで終わっても姿を見せないから、皆で手分けして探してたんだろーが」



それは悪い事をしたなとは思ったけど、私の聞きたい事は違う



「でー・・・俺と輝で保健室に探しに来てみたら、結衣ちゃんがベットで気持ち良さそうに寝ててー・・・それでついっ」



なんだそりゃーっ


理由になってないし!



「なんで起こすんじゃなくて一緒に寝るのよ!」



私は真っ赤になりながら怒る。



なのに・・・・


「お前...意外と寝心地よかったぞ。」



「うっかり気持ち良かったから寝ちゃったよ♪」


伝わらない。