「やっぱり結衣か!・・・久しぶりだなぁ...元気してた?」 俺はわざと大きな声で言った。 そんな俺の声に結衣はピクリと反応する 俺と結衣は家が近くて小さい頃から一緒だったから幼馴染みだ。 歳が俺のが二つ上だったから何かと気にかけていたんだ。 多分...いゃ、きっと俺が結衣を守ってやるって気持ちがあったんだと思う。 「久しぶりだね、驚いちゃった....元気してたよ」 結衣が無理して笑って答えたことに俺は直ぐ気がついた。