しばらくして受付のお姉さんが来た。
「お待たせしました~・・・ご案内しますのでコチラヘどうぞ♪」
私はハイとだけ返事をして早織ちゃんと一緒に後をついていく
席に案内をされた直ぐ後に私が指名しておいた二人の美容師さんが来た。
明良さんと服部(ハットリ)くんだ
二人ともここの美容師の中でも腕が良い。
「結衣ちゃん久しぶりだね~元気してた?」
そう言うのは服部くん
「元気にしてましたよ♪...髪伸ばしてて顔出せなかったんです!」
「ホントだ。髪伸びたね~・・・今日はどんな風にしたいの?」
「あっ少し下が重めになるように切って欲しいんです。あと前髪も伸びてきたんで、いつもどうりにお願いします!」
「んー・・・りょうかい♪任せといて!...ってかさっきから気になってたんだけど、今日は友達も一緒なんだね。結衣ちゃんが友達連れてくるなんて珍しかったからビックリしちゃったよ!」
「高校で同じクラスの友達で清原早織ちゃんって名前なんです♪」
「そうなんだ~・・・。じゃあ、明良さんに超可愛くしてもらわないとね!」
そう言って早織ちゃんに向かってニッコリ笑う。
「絶対元は可愛いんで心配ないと思うんですけど、あとは明良さんの腕に掛かってるんでお願いします!」
私が強気な顔で言うと明良さんは困った顔で、
「めっちゃプレッシャーじゃん...まぁ心配はいらないよ。俺に任せてね」
早織ちゃんに優しく微笑んで話す明良さん
「あ・・・っはい!お願いします!」
明良さんの質問に戸惑いながらも一生懸命に答える早織ちゃんを見ていて凄く可愛いなと思った。