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ある程度、自己紹介が進んできた時だった。
「次はー・・・鈴原結衣!」
「・・・・・・・・・・」
「...おい、鈴原はいるかー?....鈴原はまだ来てないのか!・・・まったく入学初日から遅刻する根性ねじまがった馬鹿はどんな奴なんだか・・・」
―ドタドタドタッッガラッ
勢いよく扉が開く
全員が後ろを振り返る
俺も同じように視線を向けた。
扉が開いたと思ったら女が物凄いスピードで教室に突っ込んできた。
俺も含めて全員がビックリする
急いで走って来たんだろう。女は息が上がっていた
....大丈夫かよ
女はやっと口を開いたかと思えば...
「な...なんとかセーフ!!」
なんていうもんだから、俺は驚いて目を見開いた。
マジか...天然かよ
女は周りを見渡し担任に指摘され状況を把握して恥ずかしくなったのか頬を真っ赤に染めていた。
よく見てみたら女は凄く可愛くて整った顔をしている。
周りを見渡すと皆が女に見とれていた。
男はもちろん女までも...
俺は今まで女には興味を持ったことはなかったけど、その女のことだけは何故か気になって...
しばらく目がはなせなかったんだ。
鈴原結衣...ね
これから楽しくなりそうだ。
:))/ 輝side 終
