言葉をいう前に話を遮られた。
「おいっ輝!いい加減にしろよ」
「ごめんね。結衣ちゃん、大丈夫...?」
....えっ
そこには裕人と叶多の姿が、
それにっいま輝って言ったよね...
どうゆう関係?
「なっなんで、裕人達と安藤が...」
裕人は一瞬安藤の方に目を向けてから私に話し出す。
「あー・・・、俺ら中学の時からの友達」
うっ、うそだー・・・・
思いがけない言葉。
あんなに性悪な安藤と、裕人達が....友達?
ありえないっありえないっ
頭ん中でパニックになりながらも必死に状況を把握する。
「そっそうだったんだ。何か意外だね」
あえて安藤の事は伏せて喋る。
「そうかな...?まあ、あいつもあぁゆう所はあるけど「根」は良い奴だから」
どっどこがですか...?どうみても、人をもて遊んで楽しんでる人にしかみえない。
まぁ、私はよく知らないしな...
裕人がいうから、きっとそうなんだろうけど
「そうなんだ。まぁ裕人がいうから、きっとそうなんだろうね」
思っていたことを口にしてしまってからハッとする。
やってしまった...
何いってんだコイツっておもわれたかな。
ほら...、だって裕人そっぽ向いてるし。
