なんだか微笑ましくなって頬が緩んでいくのが分かった。
「なにニヤけてんの?」
こっ...この声は...
「げっ...安藤....」
振り返ると案の定そこには安藤が・・・
思わず顔をしかめる
「おいっ「げっ」て何だコラッ・・・それに呼び捨てすんな。「さん」づけしろよ」
相変わらずな言いっぷり
「なによそれ!するかバカっ」
眉をつり上げながら言うと
「ふー・・・ん。そっかそっか、そんなこと言っても良いのね」
不適な笑みをうかべる安藤。
「....なっなによ。」
嫌な空気にたえきれなくなって、しおらしくなってしまう。
すると状況にみかねたのか救世主が!
「こらこらっ輝。結衣が困ってんだろ?からかうのもその辺にしとけよ」
なんだか裕人が神様に見えてくる...
そんな裕人に対してアイツは
「....んだよ裕人。邪魔すんなよな」
すこしも悪びれる様子もなくニヤッと笑って...
「あとで覚えとけよ」
「!!!」
...ひっひえぇええぇぇぇ
こっ...こわ....何されるの?
「ったく、輝は....」
裕人は呆れ気味だ。
なんで私達5人が仲良くなってるのかというと....
