いつかきっと、貴方と初めての恋を




駅の改札口を出る時に時間を確認すると待ち合わせ時間の5分前だった。




安藤の姿を探そうと辺りを見渡すと噴水の前に女の子の人だかりが出来ていた。



誰か芸能人でもいるのかなーと遠目で見て、その前を通りすぎようとした時に囲まれてる人が少し見えた。




嘘.....でしょ?




それは芸能人何かじゃなくて紛れもなく安藤だった。




「お一人ですよね?...良ければ今から私と食事に行きませんか?」



「超カッコいいですよねっ♪モデルとかやってたりしますかぁ?」



「お兄さんっ♪今から私達と一緒に遊びません?」




逆ハーレム??....ハーレム???



自分で思っといてなんだけど分かんなくなった。



インパクトが強すぎて早くも頭が混乱状態




けど、一つだけ腑に落ちない事がある




安藤のあのムスッとした態度だ。




女の子に誘われてるのにシカトって....失礼すぎるよ



断る位すれば良いのに。




まぁ....安藤らしいけど





そ・・・・それにしても、



あの輪に入るのは流石に辛いなぁ....。





凄さに圧倒されて突っ立って見ていると、




「おねーさん♪今一人でしょ?これから俺らと遊ばない?」



私を囲むようにして二人組の少しチャラそうな男の人が話し掛けてきた。




「いや、約束してるんで

・・・・すみません。」




なんて返事をしたら良いのか分からなかったけど、嫌な気持ちにしてしまったら悪いと思ったから少し笑って断った。