王子が猫に恋をした

ハッとして、正座しながら笑っている気味の悪い黒崎に聞く。


「おい、黒崎。お前何の為に来たんだよ」


黒崎は思い出した時にするぽん!とする、グーでパーを叩くポーズをした。

・・・・・・オレの表現悪いよな。我慢してくれ。


「そうでした!拙者、惟人様が話を変な方向へと持って行ってしまったせいで、すっかり忘れてしまったでござる」


・・・・・・今度は忍者かよ・・・・・・。
何かオレのせいにしてくるし。

ツッコもうとしたけれど、こんなんじゃ話が逸れるばかりだからやめておいた。

「プロフが来たそうでおじゃる」


口調が微妙に変化してる!
アニメパクるな~。

しかし、ここでもスルー。

ツッコまないとうずうずするが、我慢だ。