王子が猫に恋をした

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準備を終えた莉笑は、椅子に座って待っていた惟人と、向かい合っていた。



それは、改めて莉笑が惟人に自己紹介をするためだった。



もちろん、『礼儀正しい人』というイメージにするため。



だけど、やっぱりそういう考えもナシで、改めてした方がいいと思ったから。




「改めてまして、惟人様の専属となりました、水無瀬莉笑です。よろしくお願

いします」




「よろしく。・・・・・・水無瀬さん?莉笑さん?」