書いている途中、視界がぼやけた。
それは、私の頬を濡らして綺麗に手紙の上に落ちた。
それが落ちた部分は、黒く滲んで微かに字が読める程度になってしまった。
「っ・・・うぅ・・・」
とめなくちゃと思う気持ちに逆らうかのように、止め処なく溢れ出るもの。
私が死んでしまった後の世界のことを思うと、悲しい気持ちになる。
胸がぎゅうっと締め付けられたような・・・
呼吸をするのがやっとなぐらい苦しく締め付けられる感覚。
発作なんかじゃない。
でも、苦しい。
悲しい。
辛い。
この感覚を、生きている間後何回味あわなくてはいけないのだろう。
病気で死んでしまうのではなく、悲しみに押し潰されて死んでしまいそう。

