この世界から、忘れ去られてしまうのはとても辛いこと。
教科書とかに乗るような成績を修めた偉人は、後世まで語り継がれる。
しかし、一般人の私なんかすぐに忘れ去られてしまう。
私の命はもう長くない。
この太陽の家にいるチビ達が大きくなるまで、一緒にいてあげることなんてできない。
チビ達の中にはまだ赤ん坊だっている。
その子が大きくなっても私を覚えているという保証はない。
「忘れられるのかな・・・チビ達に・・・・拓人にも・・・」
そう思うと、一緒にいる時間を大切にしたいと思う。
後悔しないように。
私が『生きた』という証をたくさん残そう。
引退宣言は、もうちょっとだけ先延ばしてもいいかな?

