キミと見た景色をもう一度




「―愛されたいと、嘆く太陽。
その色は美しくなくとも、
はるか遠く揺れる、孤独を照らすだろまた―・・・」



取り合えず、全て歌い終えることができた。



「憂すごいね!本当にプロの歌手さんみたいだった~」



「・・・どうも、ねぇ何で今の曲知ってたの・・・?」



「ん?僕ね、家に帰ったらいつも聞いてる曲なんだ。
でも、本家のやつじゃなくて歌い手の『UI』って言う人のを聞いてるんだ~」



「・・・!!!」



嘘でしょ・・・。



まさか、拓人が『UI』のことを知ってたなんて・・・。



もし、ここで拓人が私と『UI』が同一人物であると知ったら?



私の学校生活は終わりだ。



一人で、悶々と考えていると拓人が口を開いた。



「憂ってさ・・・」