いつもの帰り道は、同じはずなのに
なんだか静かすぎて私の鼓動が妙に大きく聞こえた。
「ただいま帰りました」
「おかえりなさい、憂ちゃん」
「あの・・・今日は来てませんよね?」
「えぇ。さ、早く中に入って」
「はい」
先生の言葉でほっと一息つくと、私は先生に促され中に入った。
「あれ?憂ねーちゃん今日はお菓子ないの?」
「ごめん。今日はないんだ」
「えぇー・・・」
「また、買って帰ってくるから。それまで我慢して」
「はーい」
チビ達を宥めてから、制服を着替えてそれからまた手伝うために台所へ向かった。

