キミと見た景色をもう一度




「あのさっ学校祭まで時間少ししかないから、
ピアノと憂の歌を合わせる練習しない?」



「悪いけど、そんなことやってるほど暇じゃないから」



「それでも・・・1回ぐらい、合わせよ?」



イライラがピークだというのに、こんなお気楽な言葉っ!!!



私のことなんかわからないくせに!



「そんなの1人でやってればいいでしょ!?
私はあんたみたいにお気楽じゃないの!!」



私はそれだけ言い残すと、教室のドアを乱暴に開け放しそのまま外へと飛び出した。



教室を出るときに、悲しそうな表情を浮かべた拓人を横目に見ながら。