「カラオケなんてどうかな?」
お菓子を片手に答える拓人。
ってか、昨日はコソコソとお菓子を食べてたのに今日は堂々と食べてるよ。
拓人の答えに先生はどう反応しているのか見てみると、
先生も拓人から貰ったであろうお菓子を食べていた。
もういいや、スルーしておこう。
「うん、いいんじゃないか。
でも、ずっと客が歌っているだけだとお前たちがつまらないだろ」
「じゃあ、お客さん対僕と憂で歌って、
もしも僕たちより上手く歌えたら景品を渡すっていうのはどうですか?」
「おっ、それはいいな!カラオケの採点機能を使うんだな」
おいおい、何勝手に話を進めているんだ。
私に歌えと!?
「あ、でも僕はそこのピアノで曲を弾きますね~」
「わかった。じゃあ、校長に伝えてくるな~」
それだけ言い、先生は教室を後にした。

