「泣かないの。男でしょ」 「憂だって」 「私のは涙じゃないもん。・・・ただの水・・・」 「嘘つき」 いつから、私にこんな風に言うようになったのか。 知らない間に拓人は成長してる。 身長もそうだけど、振舞い方とかもすごく私よりも大人だった。 「憂」 「何?」 拓人がおでこを離して私を呼んだためふっと顔を拓人のほうに向けたそのときだった。 また、拓人の顔が目の前にあった。